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豊岡 厚惠

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第60回 相手に伝わる伝え方

2023/05/31

・「部下に伝えたのに、聞いていないんですよね〜」

とか、

・「伝えているにもかかわらず、やらないんです。」


と言ったことをお聞きすることがあります。



思い当たることはありますか?



なぜこのようなことが起きるのでしょうか。



上司の立場からすると、

「伝えている」


のですが、


部下には正しく「伝わっていない」

ということですね。

前回もお話ししましたが


経営者や上司の目線、自分の立場から話していませんか?


ということです。


どういうことかと言いますと、

こちらは当然わかるものとして伝えていますので、

相手ももちろん、この件はわかっているものと思っています。


しかし、

相手は伝えてことを理解しているのでしょうか。



相手がその内容を理解し、受け取れているか、

それを確認せずに、

伝えっぱなしになっていな良いでしょうか。



上司の立場からすると、

「わからなければ、その場で聞いてくれれば良いのに」

「いちいち相手が理解したかまで、そんなことやってられない」


そう言いたくもなりますよね。


しかし、

「伝える」 とは 「伝わる」 ことです。


伝えるというのは、

一方的ではなく、双方向のコミュニケーションです。 

伝えることが伝わって初めて意味を成すということです。


また、
伝える相手はいつも同じではありませんね。

伝える相手に合わせた「伝え方」

双方のコミュニケーションが必要です。

伝える相手は誰?なのか、

上司なのか、同僚、部下なのか、お客様なのか。業者様や取引先なのか?

伝える相手によって、「知識や情報の量も違う」 

ということを意識して


「相手目線で話す」ということです。


そのためのポイントとして


①「相手が分かる言葉を使う」
②「相手の立場に立つ」
③「相手が理解したか自分の中で確認する」


よく、専門用語や、その業界だけが知っている言葉で話したりする 
という場合があります。

「もし自分が相手の立場だったら、と考えることです。

今の説明の仕方、伝え方で理解しているか? 納得できるか?」 

と想像し、自分に問いながら、伝えていくことが大切です。


同僚への依頼、上司への報告、部下、スタッフへの指示、など
様々な「伝える」という場面があります。


「言った」ことが、伝わっているとは限らない。

常々、そこを念頭に置いておくことが大切です。

「伝える」とは、「伝わる」こと



「自分が何を言ったか」   

より  

「相手にどう伝わったか」  


ということです。

伝えることもベースには相手への思いやりがあるということですね。


今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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