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塩崎 俊樹

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【第117回目】運用代行という仕事⑭ 飲食店はリアルな商売 機械化の限界

2023/03/09

弊社で飲食店を中心にサポートさせて頂いているGoogleビジネスプロフィールの運用代行の仕事。

この仕事の契約件数が80店舗を超えてきました。
その一方で見えてきた、機械化による自動化の限界について書いていきます。

コンピューター上の数字は上がっても

Googleビジネスプロフィール運用代行の相談を頂く中で、システム上の数字が上がっていても、売上アップに繋がらないことへの相談をよく頂いています。
話を聴いていくと、それらのサービスに共通している言葉は自動化でした。
ページの閲覧数である検索数が上がる為の仕組みや上位表示するための仕組みをシステム上で構築しているサービスです。
これらのサービスを導入されていて、売上が上がらないお店についてお話を聴いていくと、ある共通点がありました。

どの会社もお店には来ていない。
現場の写真もなければ、現場の体験も知らない状態であること。
さらに、更新が必要な場合は、基本お客様先であるお店のスタッフが行っていること。
つまり現場を知らない状態のまま運用代行サービスを提供しているのです。
もっと言うと、そのお店を知らないお客様の気持ちを知らないまま、Googleビジネスプロフィール上の数字が上がることだけを目指して、運用代行している状態であるのです。

これらの相談を頂いた時に、そのお店のGoogleビジネスプロフィールを見ると、写真も投稿内容も、初めての人が欲しい情報とは程遠い内容になっているケースがほとんどでした。
つまり、数字は上がっても、肝心のお店を知らなかったお客様の心をつかむまではプロフィールの魅力を高めることができていないのです。

この事実が、複数軒寄せられるようになってきたことで、感じたことは機械化(自動化)の限界でした。
コンピューター任せで、お客様の気持ちを掴むことはできない=集客にはつながらないことです。
飲食店はリアルな商売です。
リアルな商売にはリアルな人がお客様として訪れます。
機械に人の気持ちまで読むことは将来的にはできるかもしれませんが、今はまだできません。
したがって、機械上の数字は上げることができても、リアルなお客様の気持ちを掴み、お客様の来店につなぐまでの力は機械化のみでは限界があるとみています。

機械化のみで大丈夫であれば、これまでのグルメサイトによる集客の取り組みと同じですね。
そのグルメサイトは今どのような状況に置かれているでしょうか?
今はどんどん利用者が離れており、使われないツールになってきていますね。
これはグルメサイトが変わったのではなく、飲食店を利用するユーザーさんが求めることが変わったことを表しています。

その中心にあるのは、共感と真実です。
共感と真実を得るためには、やはりリアルである現場を知り、現場のお客様が求めている情報を配信していくことができるようになることが大切であると思っています。

機械化による自動化の時代は、お客様の心をつかむという点においては、時代が終わったのではないでしょうか?
それだけお客様であるユーザーが進化しているのです。
そのことを踏まえた、現場を大切にした運用代行サービスを提供している会社が今後は必要とされる時代になっていくでしょう。
 
あなたのお店のGoogleビジネスプロフィールはどんな会社に運用代行を任せていますか?

飲食店の新規集客無料相談コーナーはこちらです。
https://lin.ee/qvbBeyU

今回も最後まで御覧頂きありがとうございました。

☆今日の質問☆

あなたのGoogleビジネスプロフィール運用代行業者は現場を訪れていますか?

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