「否定的な人」
「肯定的な人」
みなさんは、どちらの人と付き合いたいでしょうか?
多くの人は「肯定的な人」と答えるのではないでしょうか。
否定的な人の特徴としては、
・プライドが高い
・ネガティブ思考
・自己中心的
・自己顕示欲が強い
・頑固
・自慢話が多い
・口だけで行動しない
などとされています。
たまに研修で「肯定的な会話」と「否定的な会話」を体験するゲームを行うことがあります。
2人組になって会話をしてもらうのですが、意図的に肯定的な返答をするという感じです。また、その逆の否定的な返答も行います。
肯定的な会話の例だと、
A「私は、からあげが大好きなんです。」
B「良いですね。私も好きです。」
否定的な会話の例だと、
A「私は、からあげが大好きなんです。」
B「そうなんですか。私は脂っこいものはちょっと苦手です。」
みたいな感じです。
肯定的な言葉と否定的な言葉、
どちらがどんな気持ちになるかを体験してもらいます。
よく、コミュニケーションは、自分の壁を下げると良いとされますが、
否定的な言葉は、相手の壁を下げようとしている行動だと思います。
しかし、1点気を付けることがあります。
それは、「自虐ネタ」です。
自虐ネタで自分の壁を下げようとしても、
相手からすると対応が難しい場合があります。
ゲームの時は、「自虐ネタ」は禁止しています。
例えば、肯定的な返答時に、
A「私は太っているから、からあげが好きなんだよね。」
B「そうなんですね。私もからあげ好きです。」
と返しても、微妙な空気ですよね。
自虐ネタの返しは、否定的な言葉になると思います。
A「私は太っているから、からあげが好きなんだよね。」
B「そんなことないよ。私もからあげ好きだよ。」
という具合になるかと。。。
「自虐ネタ」と「自己開示」、紙一重かとも思いますが、
コミュニケーションを上手に図る為には、
相手をとの距離も考えないといけないですね。