人の話を聞かない人、聞けない人は、
信頼を得ることは難しい
というお話をしました。
会社・職場においては、相手の話を聞き、
受け止めることがとても大切で、
人の話を聞くことが嫌い・苦手という方は、
まずは話を受け止めることから
始めてみましょうとお伝えしました。
今回は、どのように受け止めればいいのかを
お話していきます。
その前に、どんな受け止め方がいけないのか?
をお伝えします。
正しく受け止めるためには、
正しくない受け止め方を知ることが大切ですからね。
ここでは
「3つの正しくない受け止め方」
=「やってはいけない話の聞き方」
をお伝えします。
【やってはいけない話の聞き方】
①ながら聞き
「ちょっとお話いいですか?」女性社員がやってきました。
あなたは、PCを見てパチパチしながら「なにか用ですか?」
女性は話し始めますが、あなたは相手の顔を見ずパチパチ。
たまりかねた女性は、「ちゃんと聞いてくれていますか?」
するとあなたは、「すみません、もう少しで終わりますから。」
相手が不快になることは容易に想像できます。
②先に結論を求める
女性社員があなたに仕事の報告をしています。
しばらくじっと聞いていたあなたは、
「ちょっと待って。先に結論を言ってください。」
女性は、「は、はい、それは・・・」と話が途絶えてしまいました。
女性は結論も大事ですが、プロセスやそのときの感情の方が
大事。先に結論を求め、対処しようとしてもだめなのです。
③話を遮り話し出す
女性の話を聞きながら頭の中でいろいろ考え、
自分の中で結論を出しました。そして、
「わかりました。それはこういうことですね。
だったらこうしましょう。」と、話を遮り、持論を
話し出しました。
相手の話を遮って話し出す人がいますが、
自分を無視していると捉えられてしまいます。
いかがでしょうか?
心あたりはありませんか?
このような聞き方は無意識にしていることが
あります。
まずは、「話を聞く=受け止める」と意識してみて
ください。それだけで大きく変わります。
次回は、信頼度が10倍上がる話の聴き方を
お伝えします。