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三原 勇気

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第10回 解決するための方法④-2 過程を認めるための具体的な言葉

2022/10/22

1)「○○先生!~についてどう思うか教えてくれる?」
私自身の経験として、園長先生から何気ない相談をされたとき『私にも聴いてくれるんだ』と嬉しくなったことを覚えています。
そんなに相談するまでもないようなことや、プライベートにまつわることでも、このように問いかけてもらえると関係性がより深まります。
逆に自分の意見や想いを聞いてもらえずに常に一方的だと、所属意識が薄くなります。
『自分が何か言ったって、どうせ、、、』となると、組織に対する思い入れもなく、あっさりフェードアウトしていくということもよくある話です。

自分自身が必要とされている、組織に貢献できている、という実感をもてるように、どんどん巻き込んでいきましょう!

関係の質が思考の質、行動の質、結果の質へとつながっていくので、とても重要です。

2)「~に気づいてくれてありがとう」
ありがとうの言葉は、評価のない存在承認の言葉です。
ありがとうの語源は『有ることが難しい』であり『当たり前のことではない』『貴重なことである』です。

「~してくれてありがとう」という目に見えやすい部分は感謝を伝えることは多いですが、日の目を見ずにこっそり気づいてくれた部分に関しての感謝は、そもそも発見しにくいですよね。

その『気づき』が大きなトラブルを未然に防ぐ軌道修正につながる場合もあります。
『ありがとう』があふれる職場にしていくためにも、現場をリードされているみなさんが積極的に感謝を伝えていきましょう。

ありがとうがありがとうを生み出し、連鎖を起こしていきます。

そして、自分自身にも是非「ありがとう」を伝えてください。みなさんが頑張ってらっしゃることも当たり前のことではなく、とてつもなく尊いことなのですから!