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高松 秀樹

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第97回:黄金期復活の予感!

2022/10/22

実は「西武ライオンズ」ファンの高松です。

現GMの渡辺久信さんが1983年にドラフト1位で入団して以来、応援しているチームなのですが、近年、ライオンズの人材育成が注目されています。

来季から新監督になることが決まった「松井稼頭央」さんの就任会見でのこと。

チーム編成・運営のトップである、渡辺GMは

・再び常勝チームになるため、黄金時代を築くために指導者教育に力を入れている

・1軍コーチになると時間的に難しいが、2軍や3軍のファーム時代には比較的時間がとれるので、外部のスペシャリストを招き、みっちり勉強してもらっている

・コーチング、コミュニケーションの取り方など、座学を含めて勉強してもらい、そんな人たちが2軍コーチとなり、やがて1軍の指導者になっている

と、話しています。

実際に、松井新監督も、現役最終年の2018年に選手兼テクニカルコーチを務め、その後2軍監督、1軍ヘッドコーチを歴任し、満を持しての1軍監督就任の流れとなっており、

さらには、「投手力の向上」こそが、「強いチーム作りに繋がる!」と明確に目標を掲げ、ファームから4人の投手コーチを1軍へと昇格させるとのこと。

また、キャリアモデルのひとつとして、現役時代に、周囲への貢献、良い影響力を発揮した人材には、引退後に即コーチ就任の打診もしています。

今季で引退した、複数の選手たちのうち、内海さんがファーム投手コーチ、熊代さんが2軍外野守備・走塁コーチに。

さらには3軍バッテリーコーチ兼ブルペン捕手、3軍守備コーチのポストを新設し、若手の育成、新戦力の発掘がしやすい仕組み作りも進めています。

FAでは、主力選手を他球団に多数引き抜かれ、またメジャー移籍の道を選ぶ選手が後をたたない状況ではあるものの、今後は育成力にさらに磨きをかけ、魅力的な球団へと変容することを目指しているのです。

中長期を見据えた組織運営における、人材育成の仕組み作りの大切さ。改めて高松自身の仕事の意義や大切さを感じた就任会見でした!