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高松 秀樹

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第78回:サ活も良いですが、、

2022/06/11

昨今、サウナ周りがアツい。
習慣化している方も増え続け、企業からもビジネスとしてだけでなく、福利厚生や組織風土改善などへの活用としても注目されています。

そんなサウナ愛好家たちは「サウナー」と呼ばれ、通うことを「サ活」などと呼んだりもしているそうで、

従来、温泉、銭湯、ジムなどでの脇役的存在だったものは、持ち運びが可能な移動式サウナをメインとしたイベントが開催されるなど、主役として観光資源になりうる可能性も広がっているようです。

リラックスした空間では疲労回復だけでなく、新たなアイデアも湧き上がったりする効果もあり、イノベーション創出などにも活用する企業も増えているのです。

と、ここまで、サウナについて感想を記しましたが、、

私、どちらかと言えば、イケてるサウナ施設などよりも、町の銭湯の方が好みなのです。

企業でも、「バスクリン」さんが「銭湯部」として銭湯巡りやコラムの紹介などを通して、自社のアイデンティティを探求したり、ベテランから若手までを繋ぐ社内交流の場として活用しているのです。

他にも。

日本の伝統文化である「町銭湯」の良さを語り合い、その魅力を次代に伝承していくためのオンラインコミュニティを「#銭湯へゆこう Supported by 牛乳石鹸」として、「産経新聞社」と「牛乳石鹸共進社」が共同運営をスタートしたりしているのです。

「銭湯」は昭和の最盛期には18,000軒以上あったものが、今ではおよそ1,800軒と、激減しているのだそうですが、「サウナ」同様、多様な視点でのファン作りを進めることができれば、伝統復活も不可能ではないのでは!と、銭湯上がりの町中華にて、今週のコラムを書いている高松なのでした。