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高松 秀樹

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第5回:多様性促進を考える

2021/01/16

首都圏を中心に飲食店を展開する外食大手「グローバルダイニング(東証2部上場)」が2020年1月7日に緊急事態宣言後も通常営業を続ける意向を発表しました。

社長の長谷川さんは、「時短要請に応えたのでは、事業・雇用の維持ができない」と話します。

そして、以下4つを理由にあげています。

・米国での新型コロナウイルスによる死者数と比べ、日本では約40分の1と極端に少ない

・季節性インフルエンザと比べた場合、大流行した98~99年は現在のコロナによる死者数の約10倍である35,000名が亡くなっているが、その時に緊急事態宣言が出ていない

・ロックダウンを徹底している国々でも感染は下火にならず、「時短」や「休業」は感染をコントロールすることに効果がない

・そもそも医療崩壊は本当なのか?冬にウイルス感染症が増えるのは自然の摂理。準備しているだろ?ましてや死者数は米国の40分の1

通常営業の方針は1月7日時点の考えで、「政府や自治体の対応によっては時短営業も検討する」とのこと。

正解など誰にもわからず、不確定な状況で判断を求められる日々。

賞賛、共感、反発、罵声。
様々な意見があることでしょう。

世の中では、「多様性理解の促進」が求められていますが、否定/肯定の2軸のみで捉えず、しっかりと自分の頭と心で考えたいと思います。