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金山 正明

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空手道場の夏合宿で見えた、チームの力が生み出す新しい可能性

2025/07/20

空手というと、どうしても「個人競技」「自分との戦い」というイメージが強いかもしれません。
私自身も幼い頃に空手を習っていた経験がありますが、当時はまさにその通りで、個人として技を磨き、心を鍛える場でした。
そんな空手道場に、3年前から「チームビルディング」の要素を取り入れる取り組みが始まりました。
きっかけは道場の館長の「空手を通じて人間力を育てたい」という思い。
夏合宿という特別な機会を使い、道場生たちが協力し合いながら課題に取り組む時間を設けています。
私は初年度からそのチームビルディング部分を担当させていただいています。

強さとは“ひとり”ではなく“みんな”で育つ!空手道場の実験的チーム合宿

初年度は、コロナ禍の影響もあり、まずは道場生同士の「横のつながり」を意識してもらうことから始めました。
空手の稽古ではなかなか関わることの少ない仲間と、協力して課題をクリアしていく。
その過程で自然と声かけが生まれ、助け合う姿勢が育まれていきました。
2年目はさらに一歩踏み込んで、集団の中での自分の役割を意識すること、そして必要に応じてリーダーシップを発揮することをテーマに据えました。
結果として、前年よりも自発的に動く子どもたちの姿が多く見られ、チームとして機能する感覚が少しずつ根づいていくのを感じました。
そして今年。
館長との打ち合わせでは「これまでのチームビルディングが日常の稽古にまではなかなか反映されていなかった」という課題感が共有されました。
しかし今年は、道場として団体戦に取り組むという新たなチャレンジが生まれたことで、チームでの学びを実践に生かす場が生まれました。
この流れを受けて、今年の合宿では「チームワークの向上」をテーマに、より実戦的で応用的な活動を設計しています。
単に仲良くなるのではなく、それぞれが役割を持ち、声をかけ合い、支え合いながら、チームとして最大の力を発揮する――そんな体験を通じて、空手という個人競技の中に新しい可能性を見いだしていきたいと考えています。

チームの力は、空手にも、そして仕事にも

私たちはとかく、個人の努力や能力を重視しがちです。
ですが、ひとりでは届かない場所に、仲間となら届くことがある。
空手という個人競技の中にも、その実感が広がりつつある今、これは私たち大人にとっても大切な学びではないでしょうか。
普段の仕事においても、チームの力を活かせたときにこそ、個人の力を超えた成果が生まれ、新しい可能性が開けていく。
空手道場の夏合宿での取り組みは、その本質をあらためて私に気づかせてくれました。

人から学ぶって本当に大切なことですよね。
日々の出会いや学びを活かせるようにしたいですし、今までの経験をもっと多くの方々にGiveできるように今後も活動を続けていきたいと思います。
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