サッカー日本代表が史上最速で8大会連続のワールドカップ出場を決めました。
予選3試合を残してグループ内でダントツの成績で予選突破。
選手たちは口を揃えて、簡単な試合はなかった、と言います。
過去の先輩たちが築いてきた7大会連続の出場。
アジアでは勝って当たり前、出場枠も増えたのだから大丈夫だろう、
そういった空気も感じる中で、
代表選手たちには精神的なプレッシャーもあったと思います。
それをクリアしての圧倒的予選突破。
素晴らしいの一言に尽きます。
そしてここからは本大会に向けて、選手選考の戦いが待っています。
今回の予選を含め、ここ数年の代表選手は主たるメンバーが決まっています。
試合ごとに多少に入れ替えはあれど、大体は固定されたメンバーです。
ここに怪我を理由に選出されていない選手たちがいます。
怪我が完治すれば主軸となりうるような選手もいます。
そういった選手たちが復帰すれば、日本代表に入り込む余地があまりない、
というのが現状かもしれません。
現代表選手のほとんどがヨーロッパを主戦場に戦う選手たち。
世界トップレベルのリーグで揉まれ続けている選手たちです。
並大抵の努力では選ばれないのが日本代表。
高いハードルはありますが、それでも多くのサッカー選手たちは、
本大会に向けて必死に努力をしています。
昨年のパリ五輪で活躍したオリンピック世代の選手もいます。
その下のカテゴリにも有望な選手たちがいます。
もちろん国内のJリーグでも楽しみな選手がいます。
20数名という狭き門、そしてハイレベルな争いに誰が名乗りを上げるのか。
残された時間は限られていますが、ここから本大会のメンバーが発表されるまでの間、
どんな選手がアピールに成功するのか、新戦力がどこから出てくるのか。
非常に楽しみです。
この強い代表チームに選ばれるような若手選手が出てくることが、
次の日本代表を強くします。
トップカテゴリとなる代表チームを強化することにより、
そこを目指す選手が増え、選手層に厚みが出てきます。
会社、組織においても、トップが憧れられる、圧倒的存在感を示すことで、
そのレベルになりたい、目指したいという若手が出てきます。
ベテランは自ら築いた地位や立場に甘んじることなく、常に研鑽を重ね、
トップのレベルを維持向上させる。
それにより新戦力が現れ、組織に厚みが出てきます。
そんな流れを作りたいと、日本代表の試合を見ていて感じてしまいました。
日本代表の今後の活躍も楽しみにしています。