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高松 秀樹

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第222回:ニデック京都タワーを見上げて

2025/03/15

1973年の創業以来、「日本を代表する世界的な企業になる」という目標を掲げ、成長を続けていた「日本電産」が社名を変えたのは、創立50周年を迎えた2023年。

現在は、国内外の連結子会社も含め、グローバルグループ一体経営として、「ニデック株式会社」の名で活躍しています。

そんな同社が、インバウンド需要で溢れる京都の玄関口、JR京都駅前の「京都タワー」のネーミングライツを獲得したのはちょうど1年前の春(2024年4月)のこと。

先日の京都出張中に、「ニデック京都タワー」の看板を見上げ、ようやく馴染んできたなと感じておりましたが、帰りの新幹線では、マシニングセンター大手の「牧野スライス製作所」の買収に乗り出した同社の動向が知らされておりました。

中国などの新興勢力への危機感は「工作機械各社」で醸成されつつありますので、このTOBが「業界再編の資金石」となるのでしょうね。