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益田 和久

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第16回 コンビニはサテライトオフィス

2021/06/24

みなさんは、コンビニに設置してあるコピー機を使うことはありますか?
コピー以外にも多くの機能があって、データの印刷やスキャン、写真の現像、中には住民票の発行ができるものもありますね。
私は、出張先で作成した資料を印刷するのに、よく使っています。
当初は、PCで作成した資料をUSBに保存して、それを持ち込んで印刷していました。
あるとき「ネットプリント」という指定されたクラウド上にデータをアップロードすれば、記憶媒体を持ち込む必要もなく、コピー機からすぐに印刷ができる機能があることを知り、それからはネットプリントを活用するようにしています。(上記の話は、セブンイレブンに設置されているマルチコピー機のサービスです。他のコンビニでも同様のサービスはあると思います)

このネットプリント機能は、使い勝手がとてもよくて、出先で急に資料が必要になったときに、自分のPCからアップロードすることは勿論、チームメンバーの資料をシェアしてもらうときにも使っています。
例えば、出先から「この後、面談するA社から連絡があり、『別件でも相談したいこともあるので、資料があればみせてほしい』」という連絡があった。先日B社に提案した〇〇案件の資料を、ネットプリントにアップロードしてほしい」とメンバーに連絡すると、手の空いたメンバーがアップロードしてくれ、クラウド上の登録番号を連絡してくれます。
こちらはその間に、近くのセブンイレブンを探しておく。
ペーパーレスの時代ですから、お客さまにはデータをお送りして、商談のときにはPCやタブレットを使って説明すればいいのですが、印刷物があったほうが、お客さまも書き込みができますので、印刷物があったほうがいいような気もします。

また最近ではリモートワークが多くなったこともあり、資料印刷のために出社する場合もあるようです。
自分で閲覧するだけの場合なら、自宅のインクジェットプリンターでもよろしいかと思います。
ただ、客先への提出資料の場合となると、若干陳腐に見える印象がありますが、その点、マルチコピー機のプリントは紙質も印刷品質も申し分ありません。
登録番号さえ知らせれば、同席同行する方も自分で印刷ができるので、リモート時代には、このネットプリント機能はオススメです。
私は、地域活動や同窓会活動もやっていますが、相手がプリンターを持っていないときなどは、大変重宝しています。

少し前から、iPhone(iPad)でも「ファイル」機能が追加され、ビジネス用途の幅も広がりました。
セブンイレブンのネットプリントのアプリと組み合わせれば、iPhone上から印刷したいデータをアップロードもできるようになりました。
PCを起動することなく、必要な資料を印刷することができるのです。
iPhoneには、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)のアプリもインストールできますので、資料作成から印刷提出まで、iPhone一つできるようになっているわけです。
つくづく便利だと思う反面、チームコミュニケーションのありかたも変わってくるんだろうなぁと思っています。

コンビニでも、イートインのあるところですと、ちょっとした作業にはもってこいですよね。
最近はリモート商談が増えてはいますが、お客さま先に訪問することもあるので、近辺のイートンコンビニは、チェックするようにしています。

コンビニは社会インフラとしては、なくてはならない存在になっています。
コロナ禍以降で、新しい生活様式、新しいビジネススタイルが、少しずつ確立されてきていますが、オンラインを活用した新たなサービスを展開してくるはずです。
その便利な機能を最大限に使いこなし、更にスムーズに仕事を進めていきたいものです。