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益田 和久

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第176回 ウェアラブルウォッチ

2024/07/18

仕事柄、また新しもの好きということもあり、いろんなデジタルデバイス“試し買い”します。
Apple watchも発売当初に購入し、ずっと装着していました。
研修登壇中はスマホをあえてしまうことも多いので、電話やメール、SNSの通知を手元で確認(ついでに簡易返信まで)出来るのはとても便利です。
当初は、交通系や電子マネー支払もApple watchでやっていました。
出張で荷物が多く、手がふさがっているときには、わざわざスマホを取り出す必要もないので便利だなぁと感じたものでした。

かれこれ使って8年くらいになりますが、自分なりの使い方にも変化が出てきました。
電子マネー支払いは、使用場面を鑑みてスマホでの支払に戻しました。
通知機能は相変わらず使っていますが、最近は健康管理を目的とした使い方が増えてきました。
歩数や消費カロリー、また睡眠等のチェックです。
多くの項目が装着しているだけで自動計測してくれますし、スマホとも連動しているので、手軽で使い勝手がいいですよね。

少し前までは、Apple watchを使っていたのですが、弊社IT担当のTさんから「益田さんのライフスタイルならXiaomiのほうがトータルバランスという点でいいかも」というアドバイスもあり、最近Xiaomiに乗り換えました。
Xiaomiの一番いいところは、バッテリーの持続時間が長いこと。
Apple watchは1日半しか持ちませんが、Xiaomiは10日持ちます。
出張が多い私からすると、わざわざ充電器も持って行かなくていいし、何よりバッテリー切れの心配もありません。
何より魅力的なのは、価格がApple Watchの10分の1以下です。
少々荒っぽく使っても気になりません。
見た目が若干チープな感じなことや単体での通話不可、電子マネー決済機能なし等、Apple watchに劣る点も多々ありますが、「現時点で使う本人が必要としている機能」は備わっているので問題なし。
これは時計だけなく、全てのデバイス購入のときにいえることだと思います。
使わない機能が圧倒的に多いですよね。

現在装着しているXiaomiには、様々な健康管理機能が搭載されていますが、個人的に便利だと感じている機能が2つ。
1つは心拍数モニタリング。
装着したままサウナに入ると、心拍数によって出るタイミングを測れます。
健康促進のためのサウナなのに、やせ我慢して長く入ったら意味がないですしね。
もう1つは睡眠モニタリング。
睡眠の質やパターンを分析して、健康的な睡眠習慣をサポートしてくれます。
「深い・浅い・レム・覚醒」の分類計測や睡眠の質へのコメントが出てきます。
コメントは定型的なものではありますが、読んでいくうちに「明日は早めに休もう」「寝る前のお酒は控えよう」「軽くストレッチをしよう」といった意識は醸成されているような気がします。
無意識のうちに啓発されていることを感じます。

装着するだけで“定点観測”ができ、自分の生活を振り返ることができるのが、ウェアラブルウオッチをはじめとするデジタルデバイス。
せっかくなので、もっと積極的に、意図的に活用して、利用価値を高めていきたいと再確認した今日この頃です。