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益田 和久

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第137回 機種変更

2023/10/19

連休明けに予約していたiPhone15Proが届きました。
現在のiPhone12Proから3年振りの機種変更です。
機種変更のときはやはりテンションがあがりますね。
弊社IT部門サポートのTさんが、同じくiPhone15Proへの機種変更を先行して完了していたので、アドバイスを聞きながらやることにしました。

会社のFacebookにも機種変更をしたことを書いていましたが「今どき機種変更(データ移行)は簡単なのに、何かアドバイスとか要るの?」と仕事仲間に聞かれました。
確かにiPhone同士の機種変更のオペレーションは簡単です。
旧iPhoneのデータをiCloudにバックアップして、同じネットワーク内で新旧2台を並べておくだけでほとんどのデータ移行は完了します。
ただし途中でエラーが出て止まることや、完了までにかなりの時間がかかることは、移行するデータ量が多いほどあり得る話です。
スマホやPCの設定も依頼をいただく会社でもありますので、このあたりはスマートに完了させたいという変なプライドもありまして(苦笑)。

今回の国内発売前から、iPhone 15シリーズは充電中や長時間使用時に端末が異常に発熱する事象が、複数ユーザーから報告されていました(先行発売していた海外のユーザーだと思います)
熱くて触れないとか、動画撮影中に「高熱のため撮影を中断します」という警告が出るとか、もうキャンセルしたいような事象ばかりで(笑)
いろいろ調べていくうちに発熱の原因はソフトウェア的なものとわかり、次のiOSアップデートで対応になったので一安心したところです。
ハードウェア的な問題だったらどうしようもないとTさんからも言われていたのでホッとしました。
ただ全ての機種というわけではないので、Appleが交換してくれるかは微妙という話も聞いたことがあります。
今やiPhoneはパソコンよりも高いものなので、購入時は慎重になりますよね。

今回、機種変更にあたってTさんから、データ移行のときは以下の点を留意するようにアドバイスを受けました。
①新しいiPhoneを立ち上げたら設定移行せずに初期化(データと設定のリセット)をする。
買ったらまず初期化がトラブルを少なくするコツです。
あと気をつけないといけないのはiCloudにサインインしないことです。(ついついやってしまいがちです)

②新しいiPhoneが最新のiOSではない場合は必ずアップデートすること。
同じように古い(現在使用中の)iPhoneも最新iOSにアップデートをする。

③複数キャリアを利用してeSIMが入っている場合は、物理SIMがeSIMにならないように、設定移行前に新しいiPhoneにSIMカードを挿入すること。
eSIM単体でしたそのまま設定移行すればいいです。

④移行直前に、LINEのバックアップをLINEアプリの設定内から手動でとっておく。
safariやEdge、Google chromeなどの検索サイトやニュースアプリ、Amazonなどのショッピングサイトの履歴やキャッシュをクリアしておく。
履歴は何百、何千項目と溜まると移行時に余計な負荷がかかるため。

⑤古い機種も新しい機種もの電源に繋いで移行作業をすること。

結果はスムーズに移行しました。
と言いたかったのですが、Apple Watchを最新バージョンにしておくのを失念しており、最後で少し手間取ってしまいました。
まあそれでも結構速く移行できたかと思います。
想定されていた熱の問題は発生せず、ホッとしています。
早速カメラでいろいろ写真を撮りましたが、写真編集機能も進化しています。
写真を後からポートレートモードに変更できる機能は以前よりありましたが、それがさらに進化して、被写界深度だけじゃなくピントまで撮影後に変えられるようになったことです。
これはすごいです。
ネット上でも紹介されているのでググってみてください。

今回一番学びになったのは、検索サイトや買い物サイトの検索履歴やキャッシュをクリアしてからデータ移行することでした。
ある意味不要なものも一緒に引っ越しをすると当然手間もかかりますよね。
そして日頃から検索履歴やキャッシュをクリアしておくことが、スマホの快適な操作につながることも認識できました。
定期的なTODOとしてインプットしておきたいと思った今日この頃です。